[212]  火炎茸
03/03 06:26
おはようございます。
ザラは80でも改造出来ないのか。

以下、主力休暇中の茶番。

六軒島の船着き場、使用人嘉音は荷物を見つけた。幅50センチほどの木箱だ。
(艦娘の荷物か?運んでおくか)
嘉音は木箱を抱える。
「いよっ、ん?んーっ!」
木箱は微動だにしない。
(こんな小さい箱に何が入ってるんだ?)
その時、後ろから来た長門が木箱を片手で抱えた。
「何だ、男の癖にだらしないな。力仕事は戦艦に任せろ」
長門は悠々と去った。

トラックの作戦部隊が到着。休憩所の端で木の手入れをしている嘉音が遭遇した。
「あー疲れたぜー」
摩耶が呟くと、嘉音に気付いた。嘉音は摩耶をじっと見る。
「んだよ?あたしに何か用か?」
「いや、何でもない」
嘉音は手入れに戻った。
「変な奴だぜ」

夕食時、手入れを終えた嘉音は艦娘達の食堂を覗いてみた。

『紗音食堂』

(何か出来てる!)
中にも入ると、紗音と伊良湖が料理を作っていた。
「姉さん、何やってるんだ?」
カウンターで嘉音が聞く。
「何って料理作ってるのよ」
「そうじゃなくて、何故姉さんの名前が食堂の名前になってるんだ?」
「あ、あれね。伊良湖ちゃんが作ってくれたの。ね」
「はい」
伊良湖が笑顔で答える。嘉音はため息をする。
「姉さん、少し艦娘と近付きすぎじゃないのか?僕達は家ぐっ」
摩耶に後ろから捕まった。
「さっきの奴じゃないか。メシ一緒に食うか?」
「いや、僕は」
「紗音!定食二人前頼むぜ!」
嘉音は無理矢理座らされた。
(全く、僕は必要ないのに)
しかし摩耶を見ていると懐かしい心地がした。
(たまにはいいか)
そして摩耶が定食を持ってきた。摩耶と同じ重巡サイズだ。
(多いな・・・僕は少食なのに)
近くで大和も食べていた。見なかったことにした。

イイネ!
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