[229]
火炎茸
03/12 22:36
こんばんは。
5ー5終わった!前回よりはスムーズに行ったはず。また備蓄しないとヤバいが5ー4もやりたい。でもザラdueも改修完了したから関連任務が。
貼りは劇場版艦これ、舞台が竜宮島鎮守府の場合。
以下茶番続き。
あらすじ
傲慢のルシファー、奴は煉獄の七姉妹の中でも最弱。
「はぁ!」
時雨のナイフがルシファーの胸元を斬った。
「くっ、このままではまた妹達に笑われる。フフフ、こうなったら見せてあげるわ!右代宮一族を恐怖に陥れた真の姿を!」
ルシファーの姿が金属の杭に変わり、高速で飛行。廊下の壁を反射して縦横無尽に飛び回る。
「時雨様!逃げて下さい!」
紗音が叫ぶ。時雨は微動だにしない。
『私の姿が捕らえられまい!フフフ、どこをえぐられてほしいか今ならリクエストに答えるわよ』
それを聞いた時雨は僅かに笑みを浮かべ、ナイフ以外の武装を解除した。
「いや、それでも僕を殺すことは出来ないよ。出来ると言うのなら僕の額を貫いてみなよ!」
『なら望み通り、額をえぐりて殺す!』
煉獄の杭、ルシファーは時雨の額めがけて一直線に突撃した。尋常でない速度に時雨は回避不能。
「はっ!」
杭は時雨に到達、紗音は声を漏らした。
『そんな・・・馬鹿な・・・』
時雨は額に刺さる寸前、左手で杭を掴んでいた。
「艦娘の腕力と反応速度を舐めないでよ。例えどれだけ速くても、来る方向が解っていれば対応出来る!それに君は傲慢だから誘いに乗る!」
時雨は右手のナイフを逆手に持ち、杭に力ずくで突き刺した。
『ギャアアアアア!』
そのまま突き刺した刃を折り、杭を投げ捨てる。ルシファーは杭から人型に戻った。刃は胸に刺さっており、折れているため抜けない。
「まだよ!この程度じゃ使い魔は殺せない!」
「いや、君の負けだ」
「私を見下すな!」
ルシファーは立ち上がり魔法の刃を作る。しかしその瞬間、折れたナイフの刃が光りだした。
「え?何こ」
刃が爆発。ルシファーは吹き飛んだ。肉片は黄金の光と共に消える。
「マインブレード。僕の故郷、竜宮島鎮守府で作られた対深海棲艦用の近接戦闘武器だ。突き刺して折ると刃が爆弾になる。一回限りの隠し玉さ」
紗音が歩み寄る。
「時雨様、すごいです。使い魔を倒すなんて」
「よし、邪魔者も無くなったし本題に戻ろう」
時雨は紗音の両肩を掴む。
「紗音は使用人だから、この御屋敷には詳しいはず。時限爆弾の設置場所について心当たりはないかい?隠せそうな場所とか、僅かな情報でも構わないから」
「・・・・」
紗音は少し黙りこんだ。
「わかりました。案内します」
紗音が時雨の両肩を掴むと、二人は黄金の光の中に消えた。
イイネ!
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