[241]  火炎茸
04/02 07:16
おはようございます。
4月1日に運営からお知らせ。オーケストラ全国ツアー決定!艦これジェット運行!実物大瑞雲製作!しかしエイプリルフール、どれが本当なのか?

貼りはカチコミ鉄砲玉、二水戦
以下茶番


提督官舎の秘密の地下室。時雨は坂本少将に六軒島偽書を見せてみた。六軒島の謎について記された本だ。
「懐かしいな。六軒島爆破事故の前に一族皆殺しの殺人事件があったというのは」
「やっぱり知ってるんですね」
「ウィッチ時代はタイムリーな話題だった。しかし犯人が魔女と言われて風評被害もいいとこだったがな」

そこに夕立と浜風、伊8、巴マミ中尉、火炎茸提督が入る。提督が話を始める。
「揃ったな。では裏部活、魔法部のサバトを始める」
サバトは単なる集会である。
「時雨と夕立の報告書は読ませて貰った。ベアトリーチェとベルンカステルの存在はかなり興味深い」
「夕立頑張ったんだよ。褒めて褒めてー」
夕立が提督にすり寄る。提督は頭を撫でながら話を続ける。
「実はこっちも魔女関連で話がある」

時雨達が戻る2日前の夜、浜風は地下室の書庫の扉が誰もいないのに開くのを目撃した。怖いので提督を呼び出した。
「鍵は閉めたはずだが、泥棒かもしれん」
二人はこっそり覗いたが誰もいなかった。中に入り提督は机を見る。紫色の薄いノートが置かれていた。
「紫の日記?何故ここに・・・・誰かいるのか?」
提督は懐から射影機を取り出した。その時、射影機が突然宙に浮いた。
「しまった!それが狙いか!」
「ひゃあ!お化け!」
浜風は隅でうずくまる。宙に浮いた射影機は紫の日記をレンズに収め、シャッターを切る。
「そいつの呪いは既に解いてある。撮ったって何も、!?」
紫の日記の上にゲームガシェットがゆっくりと浮かび上がった。
「これが零ガシェットね。貴方が呪いを解いてたおかげで簡単に手に入ったわ」
セクシーな声と共に、黒髪に眼鏡をかけた豊満な女性が現れた。
「まさかアンブラの魔女か!?」
「よく知ってるわねぇ。チェシャの友人なだけはあるわ。私の目的はこれだけだから」
魔女がゲームガシェットを胸の間に入れ射影機を投げ捨てる。提督は慌てて受け止めた。同時に銃声が響き、マミがマスケット銃を構えて飛び込んだ。
「こんな所にいたのね。魔女!」 
「また来た。少しは話し合いとかしたらどう?じゃあね坊や。あとベルンカステルが来てもこれは渡しちゃ駄目よ」
魔女はヒョウに姿を変え、マミを飛び越えて逃げた。
「待ちなさい!」
マミも追いかける。
「・・・・間違いない。ルカの言ってたベヨネッタだ。おい浜ちゃん終わったぞ。いつまで丸まってんだ」

提督の報告が終わるとマミが話す。
「結局取り逃がしました。申し訳ありません。あそこまで強いとは」
「アンブラの魔女は大昔から歴史の裏で天使を狩っていたという。世の中には様々な魔女、魔法使いがいるが特にベヨネッタは別格だ」
提督が言うと時雨が手を上げた。
「ベルンカステルもベヨネッタもゲームガシェットを狙ってるようだね。あれは別世界のものが混ざったものと言ってたけど」
「世界の裏で何かが起きているようだな。私達に出来ることと言えば、ゲームガシェットを見つけた場合慎重に扱うことだけだ」

イイネ!
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