[279]
火炎茸
05/06 20:50
>>278
続き
貼りは妖艶、五水戦。旗艦は名取です。
提督は大淀に聞く。
「泊地はもう壊滅か?」
「いえ、深海棲艦は泊地へ攻撃を行わず撤退しました」
「撤退?折角のチャンスを無駄にしたのか?」
その時、基地航空隊指揮官の坂本少将が写真を出した。
「元帥殿、理由は恐らくこれだ」
「これは火山の噴火か?」
「空から逃げる最中に撮影したチクラチキ山だ。襲撃と同じ日に噴火が起きた」
提督は写真を見て考えた。
「噴火・・・・そうか火山灰か!」
「あぁ、あれは航空機の視界を塞ぎ機器を狂わせる。艦娘とて灰が煙突からボイラーに入れば配管が詰まり最悪爆発の危険性もある」
「それで深海も撤退したのか、ん?」
提督は疑問を持った。
「海底から来たくせに気密性ないのか?」
「それもそうだな。1度浮上すると深海に戻れないのではないか?だから泊地や港湾基地が必要だとか」
ここで大淀が入った。
「提督、少将、その話はまた今度に」
「うむ、とにかく噴火活動の間は奴等も島に近づけない。今のうちに奪還作戦を練るぞ」
幌筵の資源が使えないので大湊の資源を借りることに。カルタ提督と火炎茸提督で打ち合わせをする。
「敵は幌筵を一旦放置して単冠を包囲したようね」
「北海道まで潜水艦隊が来てるな。まずは露払いだ」
Eー1、Eー2は前日通り突破。単冠圏の制海権を奪還成功。
因みに大湊警備府の艦隊では高速指令船『シュヴァルベ』で金髪の男が指揮を取っていた。
「同志よ!我に続け!」
Eー2担当の比叡は思った。
(何であの人指揮官なのに前線に出てるんだろう?)
イイネ!
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