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火炎茸
09/22 02:06
>>439
茶番続き。貼りは、もう一人のシールダー適正者。
ウォースパイトはブーディカの言葉を思い出していた。
(ウォースパイト、戦争を蔑む者か。うん、いい名前だと思う)
「私は戦争を蔑む者。本当に蔑むべきは、戦争で悲劇が増えること。だからこれ以上悲しみは増やさせない。たとえ無理でも、やってみせる!」
その時、西の空から一筋の光がウォースパイトめがけ降り注いだ。ヘルシング本部から飛んできた聖杯である。ウォースパイトの目の前で止まり、光ながら形を変えた。
「聖杯が変形した?こんなのは初めてです」
アルトリアが驚く。時雨(時雨)は気付いた。
「あれはゲームガシャット!」
時雨(藤丸)が聞く。
「何ですか?」
「この世界と他の世界を繋げてしまう物体だ。そぉか解ったぞ!サーヴァントも異界の聖杯も、全てガシャットがカルデアの世界と僕達の世界を繋げたことが原因だったんだ!そしてこれが使える!」
時雨はベルトを取り出した。ミスリルが開発したゲーマドライバーである。
「ウォースパイト、それを使えば英霊の力が手に入るかもしれない」
「英霊の?やってみます」
ウォースパイトはベルトを装着、ガシャットと起動する。
『Fate/Grand order』
「It's morphine time!」
『クラスアーップ!ランサー!辿る歴史、正す人理、グランドオーダー』
ウォースパイトが銀色に輝く鎧を装着。ベルトから出た光を掴み、槍へと変える。アルトリアは気付いた。
「それはロンゴミニアド!私の持つ宝具の1つ!」
「それだけではありません。Battle unit. Transform!」
ウォースパイトの背中の艤装が外れ、両脇に主砲を持つ機械の馬に変形した。時雨(藤丸)が思わず感動する。
「カッコいい・・・・」
ウォースパイトは機械の馬、シースタリオンに股がり、囮となるべく海上を駆ける。
大型ネウロイがレーザーを放つ。ウォースパイトはシースタリオンを操り、レーザーを全てかわす。次に小型ネウロイが集まり、ウォースパイトめがけ一斉に突撃した。
「無駄です!」
ウォースパイトはロンゴミニアドを振るう。その余波だけで小型ネウロイは次々と爆発する。
その隙に時雨(藤丸)は右手の手袋を取り、手の甲の令呪を顕にした。
「今だ。令呪発動、アルトリアの霊基を修復する!」
令呪の魔力がアルトリアに注がれ、全身の傷と服の損傷が消えた。
「マスター、ありがとうございます」
「それよりアルトリア、さっきの作戦だけど、ロンゴミニアドとエクスカリバーを同時に放てば確実にコアに届くんじゃないか?」
「なるほど、やる価値はありますね」
その時、金剛達戦艦にカルデアのダ・ヴィンチが通信をしてきた。
『失礼だけど、さっきのやり方では駄目だ。被弾を避けてバラバラになったため砲撃のベクトルが統一でなく、浅いダメージしか与えられなかったようだ』
金剛が言う。
「つまり同じ方向から撃った方が深いダメージになるってことデースね」
『そういうことだ。そしてマシュ、まだ宝具は使えるかい?』
金剛の横でマシュが答える。
「はい!まだ使えます!」
『よろしい。後はわかるね?』
その時、遠方から大型ネウロイへ砲撃が行われた。大和達援軍の戦艦部隊が到着したのだ。
「金剛お姉様!」
「榛名!大丈夫?」
比叡と霧島が金剛と榛名に近付く。
「よく持ちこたえてくれました」
「あれは、ウォースパイトか?」
大和と長門が言う。他に武蔵、陸奥、扶桑、山城、アイオワ、イタリア、ローマ、リシュリューが加わった。
イイネ!
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