[445]  火炎茸
09/24 14:49
>>444

茶番続き。貼りは浜風とマシュ



数日後、ロンドンのヘルシング本部前で海軍一同が終結した。カルデアチームを見送るためだ。
ウォースパイトと金剛はブーディカによしよしされていた。
「よく頑張ったわね。えらいえらい」
そこにアルトリアも巻き込まれる。
「あのブーディカ、他の人も見てるので」
「いいのいいの」
ブーディカはフランシスを見る。
「ア、アタシはいいよ」

隣でエミヤと伊良湖が話す。
「エミヤさん、ありがとうございました」
「いや、船上では見張りと調理くらいしか出来なかった」
「いえ、むしろ助かりました」
「礼を言うのは俺のほうだ。バランスの取れた海軍の食事はかなり参考になった。カルデアの食堂に取り入れてみよう」
伊良湖は顔を赤くする。
「あの、また会えますか?」
「そうだな。会えない方がいいだろう。俺がいるということは、そこに戦いがあるということだ」
「そうですか・・・そうですね。エミヤさんの世界も平和になるといいですね」
「あぁ」

浜風(マシュ)はカルデアの臨時司令官、ロマニと通信する。
『予想外のアクシデントに何も出来なくてすまない。何とか上手くいったようだね』
「はい。それでレイシフトで戻りたいのですが」
『現地の艦娘との融合だね。ダ・ヴィンチちゃんが調べたけど、そのままレイシフトすれば自然に分離するはずだよ。万が一、彼女達ごとカルデアに転送されたらこっちで分離させて戻すよ』

ブーディカがよしよしを堪能した後、カルデアチームは横一列に並ぶ。
「カルデアの皆さん、ご協力感謝します」
大和と海軍一同は敬礼する。
「アタシは別に召喚されたから、しばらくこっちの世界にいるよ」
フランシスも敬礼する。
「海軍の皆さん、お世話になりました」
浜風(マシュ)がお辞儀をする。
『それじゃレイシフト開始するよ』
まずアルトリア、エミヤ、ブーディカが光に包まれる。
「皆さんの健闘を祈ります」
「好き嫌いをするなよ」
「これからも頑張ってね」
そして時雨と浜風の体から光が分離。少年と浜風にそっくりな少女が現れた。倒れる浜風を時雨が支える。
「時雨さん、浜風さんにも宜しく」
「皆さん、どうかお元気で」
5つの光は青空の彼方へと消えて行った。


欧州深海棲艦海域 ドーバー海峡

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イイネ!
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