[457]  火炎茸
10/09 23:38
以下茶番。
羽黒とあの溶岩水泳部はどちらも種田さんです。


幌筵泊地、室内運動場

「それでは第1回FGOガシャット実験を行う」
火炎茸提督が宣言する。
「まず例としてウォースパイトから」
「Ok. it's morphine time!」
『ガシャット!クラスアーップ!ランサー!
辿る歴史、正す人理、グランドオーダー』

「とこんな風に、ウォースパイトなら聖槍ロンゴミニアドを持ったアルトリア、アーサー王の力が手に入る。私は艦娘によって備わる英雄の力が変わると仮説を立てた。次は金剛で行ってみよう」
「デース!」
『クラスアーップ!ライダー!(略)』

金剛は赤い布に羽や草で飾り付けた派手な姿になった。
「イギリスの英雄になると思ったら」
「なにこれ南米っぽい」
提督と時雨が言う。
「金剛、何の力が解るか?」
「イエース!これは南米の女神ケツァル・コアトルの力デース」
(スゲーの来ちゃった!)
「何だかルチャがしたくてたまらないデース」
提督は纏める。
「とりあえず、仮説は正しかったのと神も対象なのは解ったな」
「これ実際ジャンゴウかな?」


「次は摩耶だ。やってくれ」
「おう」
『クラスアーップ!セイバー!』
銀と赤の鎧と剣を持った姿だ。
「アタシの力は、反逆の騎士モードレッドだ」
提督はそれを聞き訊ねた。
「裏切ったりしないよな?」
「しねーよ」


「どんどん行こう。次は加賀」
「了解」
『クラスアーップ!アーチャー!』
加賀は赤と黒の装束を纏う。時雨は気付いた。
「あ、これエミヤさんの格好だ」
「あの何処の英雄か解らなかった男か。加賀、何か気付いたか?」
「・・・いえ、よく解らないわ。強いて言うなら抑止力かしら?」


「次私私!」
瑞鶴がベルトを着ける。
「一航戦よりすごい英雄を引いてやるんだから!」
(ガチャかよ)
『クラスアーップ!アーチャー!』
瑞鶴は白と金の水着のような装束に変わる。
「ふぅ、女神イシュタルの力を纏ったわ」
(本当に神引いたー!)
瑞鶴が加賀の前に出る。
「ふふーん。どうよ?片や何処の誰かも解らない英雄。片やが私は女神よ。これは私が勝ったわね」
「・・・・」
加賀は黙って瑞鶴からガシャットを抜いた。
『クラスアーップ!アーチャー!』
「I am the bone of my sword.」
「ストップストップ!実力行使に出るな!」


「加賀と瑞鶴を別室に置いたところで、時雨やってみるか」
「うん」
『クラスアーップ!ライダー!』
時雨は黒の服に白いマント、レイピアを帯刀した姿に変わった。しかし最大の変化は髪がピンク色になったことだ。
「髪まで変化するとは初めてのケースだ。時雨、どんな感じだ」
「僕は絶好調だよ!」
(キャラまで変わってる!)
「今の僕はライダー、アストルフォの力を持ってるんだ。提督、よろしくね!」
「可愛い!が」
提督は考えた。
「アストルフォって確か女性と見紛うほどの美少年だったとか」
提督は目を光らせる。
「金剛、摩耶、確認だ」
「デース!」
「時雨、悪い!」
「え?何?何?ちょ、そこは、うわああああ!」


「時雨が部屋に戻ってしまったが続けよう。今日呼んだメンバーの最後は羽黒か」
「は、はい。行きます!」
『クラスアーップ!バーサーカー!』
「バ、バーサーカー(狂戦士)!?お前ら下がれ!」
「ヤバイデース!」
提督が皆を下がらせる。

しかし羽黒の変身は意外にも、緑の着物と角を持った美しい姿となった。
「可憐だ。これがバーサーカー?」
摩耶は角に注目する。
「変わった角だな。鬼じゃ無さそうだぜ」
羽黒は輝いた目で提督を見た。
「あら?安珍様?提督が安珍様だったのですか?」
それを聞き、提督が青ざめた。金剛とウォースパイトは解らなかったが摩耶は気付いた。
「提督、これ清姫じゃね?」
「清姫って誰デース?」
「恋した安珍という坊主を大蛇に変化して焼き殺した日本最古のヤンデレだ!」
「Oh!あれが噂のヤンデーレですか?」
「くっそ狂化ってそっちのベクトルかよ!」
羽黒が提督に抱き付く。
「て・い・と・く。もう離しませんわ。羽黒がずーっとお側に」
「誰か!羽黒からガシャットを抜け!」
しかし摩耶が言う。
「面白そうだしちょっとこのままにしとこーぜ」
「おのれ反逆の騎士め!」


貼りは
『クラスアーップ!アーチャー!』
「イクは女神エウリュアレなのね」

イイネ!
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