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火炎茸
02/20 21:20
こんばんは。
Eー1甲が終わったが、Eー2で札3枚も付くのか。しかも西村艦隊要るのか。これは後段解禁しないと温存すべき戦力がわかんねぇ。作戦中断だ。
貼りは長波様、以下茶番。
大型作戦開始直前、時雨はもう1つの闘いに赴こうとしていた。
「じゃあ提督、行ってくるね」
「こちらからは中継を見ることしか出来ないが、応援しているぞ」
時雨はマイルームの扉を開く。マイルームではヴィッツとVMAXが既に並んでいた。アルトリアが言う。
「マスター、後はエントリーボタンを押すだけです」
「うん、行こう」
時雨はメニューのエントリーボタンを押す。マイルームのシャッターが開き、決戦の場に接続された。
リベリオン合衆国の荒野
ウィンターレース、ベルンカステル杯の特設開場は、既に多くのプレイヤーが到着していた。時雨達がマシンを進ませると、隣のシャッターから藤丸立花が出てきた。
「この光景、イシュタル杯を思い出すな」
「藤丸君、調子はどう?」
「マシンは好調だよ。僕も酔い止めを充分用意してきた」
「酔い止め?・・・・ネロさんの運転、そんなに凄いの?」
藤丸の後ろからネロが来る。
「今日は絶好のレース日和である!」
アルトリアが言う。
「皇帝ネロ、共に健闘しましょう」
「うむ!お主のオルタとは組んだ仲だが、どちらが速いか決めようではないか!」
その時、時雨はある参加者に気付いた。長い黒髪の女性だ。
「暁美少佐?」
陸軍の暁美ほむらがライダースーツを着ていた。
「お久し振り。貴女も参加するのね」
「はい、暁美少佐もプレイヤーだったなんて」
時雨達が話していると、黒いツインテールの女神が近づいていた。
「ハーイ!私は金星の女神、イシュタルよ!」
時雨は思った。
(イシュタル?あぁ、瑞鶴が変身した。確かにどこか似てる気がするな)
藤丸がイシュタルに小声で話しかける。
「イシュタル、今回は何を企んでるんだ?」
「ち、違うわよ。今回はレース開催経験者としてベルンカステルに召喚されたのよ。今はくじを配るのが仕事。いいから引きなさい」
時雨とアルトリアも引く。
「僕のはBと書いてる。セイバーは?」
「私はAです。イシュタル、これはどんな意味があるのですか?」
「それ?後から説明が来るから大事に持っててね」
特設会場のモニターにベルンカステルの顔が映った。
『主催のベルンカステルよ。レースを始める前に軽く説明しておくわ』
出場者達はモニターを見上げる。
『予告していた優勝景品として、クリアの証5つは間違いなく贈呈するわ。更に3位以上入賞者にはクリアの証を3つ。6位以上には2つ。全コースを完走すれば1つ贈呈しましょう』
別の場所でオルガとエミヤが言う。
「止まらなければ貰えるってわけか」
「逆に言えば完走出来ない可能性があるわけだな」
ベルンカステルが続ける。
『静粛に。このレースには勇気あるチームが全部で48組集まったわ。ただ申し訳ないのだけど、出場者が予想以上に増えたからこの第1レースを予選とすることにしたわ』
「予選?」
時雨が呟く。
『今貴方達がいる場所は予選のゴール地点。AからFまで6ヶ所のスタート地点に移動し、そこから各々ゴールを目指してもらうわ。先ほどイシュタルが配ったくじのアルファベットが貴方達のスタート地点よ。ゴールまでの距離はどれも同じ。ただし地形やコースの状態は同じとは限らないわ。
そしてゴールした中から上位16位以上が第2レース、本戦へと進める。17位以下又は走行不能になったら失格、その時点でレースから降りてもらうわ。それでは早速、スタート地点までワープ開始よ』
参加者達の身体とマシンが光に包まれる。アルトリアが言う。
「マスター、スタートは別々ですが、共にがんばりましょう」
「うん、ゴールで会おう」
アルトリアとVMAXが先に消え、次に時雨達がワープした。
イイネ!
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