[60]
火炎茸
12/03 22:01
こんばんは。
サラトガの中の人はヴィルヘルミナやコトナ=エレガンスと同じ人か。
とおりすがりさん
Eー3突発おめでとうございます。
Eー4は事実上2つ海域があると思って下さい。前段階の輸送作戦だけでもやってみるといいと思います。運が良ければ朝風が出るかも。
以下茶番、サラトガの話
ロイ=ナムル島基地の休憩所にて、長門は提督に相談をしていた。
「榛名をサラに会わせてみたんだ。あいつ江田島からアレ見たのを覚えてるだろ?」
「確かに、原爆の悲惨さを榛名はよく知っている。で、どうなった」
「同じ悩みをわかり合えると思ったんだが、ヒロシマと聞いた瞬間、サラが土下座した。まだ榛名に会わせるのは早かったようだ」
長門は額を押さえる。
「あー、そうかもな」
「何か、サラの気分転換になる方法はないか?あのままではいずれ潰れてしまう」
「うーむ、待てよ、リベリオン人ならあれで行けるかも」
長門、サラトガ、アイオワの部屋。今はサラが一人椅子に座って海を見ていた。すると天井の板が突如外れ、赤い服の艦娘が降りてきた。
「誰!?」
サラが驚くと、マフラーをメンポにした赤い艦娘は合掌し頭を下げた。
「ドーモハジメマシテ、センダイです」
「アイエエ!ニンジャ!ニンジャなの!?あ、ドーモ、センダイ=サン、サラトガです」
サラもアイサツする。彼女の眼はキラキラと輝いていた。
(よし、掴みは上々だね)
「まぁ堅苦しいのはこの辺にして、ちょっと話そうよ。これ差し入れ」
「ア、ハイ」
川内はメンポを下ろし、近くで釣れた魚のスシを出した。
サラはスシを食べ、少し話してから、原爆実験のことを話してみた。
「へぇ、私は原爆のこと全然知らないけど、辛かったのは分かるよ」
「ありがとうございます。私は扶桑の皆さんに申し訳なく思う。扶桑皇国の艦隊で働きたいけど、上手くやっていけるかどうか・・・・」
「そうだね」
川内は少し考えた。
「私は思うんだ。悲しみを知る人は誰よりも他人に優しくなれるって」
「誰よりも、優しく?」
「他人の悲しみを理解出来るからね。過去のことを悔やむより、これからもっと優しくなることを考えたらどうかな?」
「もっと他人に優しく。そうですね。仲良くなる基本ですし、それが罪の償いになるかもしれない」
「うちの艦隊はそんな難しく考える必要ないと思うけど、真摯な気持ちで向き合えば、きっと皆応えてくれるよ」
「・・・・はい、解りました」
「よし、じゃ私はそろそろ行くね」
川内は天井の穴の下に行く。
「センダイ=サン、またお話出来ますか?」
「勿論。オタッシャデー!」
川内は天井の穴に消えた。
イイネ!(1)
[編集] [削除]
親スレッド
管理