[614]  火炎茸
04/25 22:41
こんばんは。
5周年任務クリアしました。最後は6ー5上ルートです。

>>タナトスさん
単冠だと変わった気がしないのです。出来れば本土に行きたいです。


貼りは、はしゃぎすぎて妙高とぶつかった佐渡。
以下茶番。



レイテ沖海戦、大勝利。
臨時泊地では祝勝会が行われた。時雨は抜け出し、自室に戻った。
「マスター、おかえりなさい」
アルトリア始め、カケラクロニクルの仲間が揃う。
「ただいま。結局レースはうやむやになったね」
「それに関してですが、ベルンカステルからメッセージがありまして」
時雨はメニューを開いた。椅子に座るベルンカステルが映る。
『これを見ている全てのプレイヤーの皆さん。誠に申し訳ないのだけど、カケラクロニクルは急遽中止とするわ。よって異世界から連れてきた仲間達をこの世界から退去させる。このメッセージを見たその時点で仲間の退去は始まるわ』
その瞬間、アルトリア達の体が消え始めた。
「マスター、共に戦えるのはここまでのようです」
アリスが言う
「何かすっきりしないけど、まぁ元気でね」
紗音が言う。
「私は六軒島にいるのでまた来てください」
主任、ハングドマンが言う。
「ま、また機会があれば会おうか」
4人は光となって消えた。

だがベルンカステルが話を続ける。
『さてプレイヤーにはお詫びに重要な情報をあげるわ。この世界はもうすぐ滅びる。強大な神、デウスエクスマキナによって食いつくされるわ。カケラクロニクルはそれを防ぐことが目的だったけど、結局間に合わなかった。もう私にもどうしようもない。ま、残り僅かな人生を悔いのないよう生きなさい』
ここでメッセージが途切れ、メニュー画面が破壊された。
「あ、ちょ・・・・もう開けないのか」


時雨は司令室に行った。火炎茸提督と大淀が待つ。
「提督、ベルンカステルが世界が滅びるって」
「ダナンで言ってた通りだな。大淀、今何か異常が起きてるか?」
大淀はミスリルと通信する。
「大変です。幌筵島と連絡がつかなくなりました。世界中で同様の現象が起きているようです」
「もう始まったのか。幌筵島は消えてしまったのだろう」
時雨は落ち込む。
「そんな。間宮さん、巴さん、星奈さんが」
「だが、まだ間に合う」
提督は記憶を遡った。


ダナン内部、時雨と浜風をミサイルで送った直後に会議が行われた。八雲紫、ダ・ヴィンチ、檀黎斗はまだ元の世界に帰らなかった。まず紫が言う。
「ベルンカステルはデウスエクスマキナに狙われていたから私が確保しておいたわ。で尋問をした結果、デウスエクスマキナがこの世界を消失させようとしている」
「何故そんなことを?」
提督が聞く。
「貴方は何故空気を吸うのかしら?それと同じよ。あれはそういう存在」
ダ・ヴィンチが言う。
「デウスエクスマキナ<機械仕掛けの神>と聞いて何か嫌な気はしたけど、まさか世界そのものを食べるとはね」
檀黎斗が言う。
「だからあの少年少女を先に帰したのだな。私も同じだが」
紫が言う。
「ベルンカステルはデウスエクスマキナを何とかしようとしてたようね。それでカケラクロニクルを開催し、最強の5人を決めて戦わせることが計画だった。でも奴に見つかったから諦めたようね。対策を練り直すと同時に、この世界が終わる様を楽しむつもりよ」
ダ・ヴィンチが言う。
「成るほど。デウスエクスマキナは何とかしたいけど、この世界が消えるかどうかには興味ないわけか」
黎斗が言う。 
「私もこの世界は私のゲームじゃないから興味はない。だがデウスエクスマキナ、あれは私が最初に見つけたバグスターウイルスによく似ている。あいつのデータの一部が私の世界のネットワークに紛れ込んだのだろう。放っておけば私の世界にも影響を与えかねない」


提督が聞く。
「対抗策はないのか?」
黎斗が答える。
「案はある。それには君の力が必要だ。私はこの世界を仮想空間、この世界の住民をNPCと言ったが君は違う」
「何?」
「君はハッカーだ。異なる世界からこの世界にアクセスしている。それもただのハッカーではない。君はその気になれば仮想空間のソースを変更し、自分に有利な現象を引き起こさせる。言わば・・・・」

イイネ!
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