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火炎茸
05/02 12:55
こんにちは。
佐世保に来たがる提督は地元提督とスワンプマンだけかと思ったら、戦果ボーダーが低いのか。案外激戦区になるかもしれない。
貼りは瑞鶴と鶴棲姫の壮絶な戦い。以下茶番。
提督はメニュー画面を開いた。
「提督?何故それを?」
「霊子ハッカーの特権だ。大淀、私と時雨は再びダナンに行く。全てが終わるまで皆にこの件は伏せておけ」
「了解しました・・・・提督」
「何だ?」
「私をお側に置いてくださり、ありがとうございました。どうかお元気で」
「あぁ」
提督がボタンを押し、時雨と共に消えた。
トゥアハー・デ・ダナン内部。提督と時雨がワープすると黎斗がいた。
「待ってたぞ!早速新しいガシャットの開発を始めよう!」
(テンション高っ!)
提督と時雨は2つのベッドに寝かせられ、頭に機械を取り付けた。ダ・ヴィンチが説明する。
「檀黎斗神君の考案したガシャットの基礎プログラムはおおよそ出来ている。後は君達のデータを組み込めば完了だ」
「そうとも!妖怪の賢者、万能の天才、そして神の才能を持つ私が合わされば正に無敵!行くぞぉ!アッハッハッハ!」
黎斗はキーボードを叩き始めた。ダ・ヴィンチが説明する。
「艦の座は覚えているね?あの光景を頭に強く想像するんだ」
時雨と提督は艦の座の海にいた。
「またここか。でも何で?」
「想像したことでアクセスしたんだ」
時雨の隣で提督が言った。ソースを弄り、水の上を歩けるようにしている。
「提督、何故僕達の世界にやって来たの?」
「それか。実はよくわかってないんだ。この世界に来る前の自分はどんな男だったのかも分からない。分かることと言えば」
提督は座に浮かぶ軍艦達を見た。
「この艦の記憶に触れ、魅せられたことだけだ」
「この座がなければ僕達艦娘は生まれなかった。僕達と提督を結びつけたんだね」
時雨は提督の手を握った。
「守ろう。僕達の世界を」
「勿論だ」
「フゥゥゥウウウ!ハッハッハー!完成だああああ!」
二人は黎斗の声で目覚めた。
「うるさいよ!」
「うるさいな!」
「神の恵みを有り難く受け取るがいい!」
黎斗は提督にガシャットを渡した。
「そいつは提督が、駆逐艦時雨は艦こレーンシスターズXXを使え。それで全ての勝利条件が揃う」
ダ・ヴィンチが聞く。
「後は成功を祈るだけだ。八雲紫氏、今世界はどうなってる?」
「およそ40%が消失したわ。そろそろ私達も退去するべきね」
「それもそうだ。檀黎斗神君はどうする?」
「私はガシャットの成功を見届けでからにしよう」
「そうか。ならこれでお別れだな。運が良ければまた会おう」
提督と時雨は再びワープし太平洋の中心に来た。海は世界と共に消失、二人は無の空間に浮かぶ。
「出てこい!デウスエクスマキナ!」
時雨が言うと、下から巨体が現れた。
「お前達か。帰る場所は真っ先に消しておいたが、それでも我に歯向かうというのか!」
デウスエクスマキナの額から光線が放たれた。提督が片手をかざすと、光線が当たらず消えた。
「何!?まさか!」
「私はハッカー、そしてこの世界を作り替え、中心に立つ存在。最も強力で悪質なハッカー、メアリー・スーだ」
「メアリー・スーだと!?」
「皆、お前の存在には興味ないんだ。速攻で終わらせてやる。時雨、ちっこいのを出せ」
時雨はガシャットとドライバーを付けた。
「変身」
『艦これ!アズレン!シスターズ!ダブルエーックス!』
時雨の横に重桜時雨が現れた。重桜時雨は提督に突っかかった。
「誰がちっこいのよ!」
「まぁまぁ、それより世界を救うのが先だ。私の力を時雨に与えるから手伝ってくれ」
「ふん、しょうがないわね」
重桜時雨が提督と手を繋ぐ。その瞬間にガシャットを起動。
「来た来た!時雨、後は任せるぞ」
提督と重桜時雨がガシャットに吸い込まれた。
イイネ!
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