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火炎茸
05/07 12:55
こんにちは。
次のアップデートでイベントが始まるようです。イベント期間中は海防艦を集められるようです。
憲兵さんお仕事です。
貼りは皐月とタシュケント。以下茶番。
気が付くと僕はベッドに横たわっていた。
「ここは?」
時雨は起き上がった。知らない寝室だった。ベッドは2つ。ロッカーと机も2つ。後はテレビとシャワールームが見えた。時雨が辺りを眺めていると、扉が開く。
「おはようございます。先輩」
浜風だった。
(あ、そこ変わってないんだ)
時雨はふと思った。そして思い出した。
(そうだ、世界は1度消えて、提督が元に戻したんだ。でも部屋を見る限り、完全に同じではないのかな?)
時雨は浜風に聞いた。
「そういえば起こしはなかったの?」
「先輩、今日は日曜日です。お休みなので総員起こしはありませんよ」
「あ、そうか。そうだった」
時雨の記憶がはっきりとしてきた。
(浜風は僕の助手兼ルームメイト、これは記憶というより設定かな?今日は日曜日で、提督と出掛けるんだっけ?あ、提督!)
時雨はベッドから降りた。
「すぐ支度する。そしたら提督の部屋にいこう」
時雨は浜風と提督の部屋に向かう。
(提督マンションのデザインも変わったな。普通のマンションみたいだ)
時雨は脳内に湧いた設定を想起させる。
(僕の階級は少佐、浜風は中尉。まぁ駆逐艦相応ではあるか。尉官以上は二人部屋、兵卒は3〜6人部屋。ケッコン官は尉官以上だから提督部屋以外は二人部屋でいいのかな?)
考えているうちに目的地に到着した。
(さて、問題は提督がどうなっているかだ)
時雨は扉をノックした。
「はーい、ちょっと待ってねー」
若い女性の声がした。
(ん?別人?)
そして出てきたのは、ふさふさの金髪、青い瞳、そして大きなマシュマロ。
「んんっ!?」
時雨は気付いた。彼女は火炎茸提督の髪とサンドスターから生まれた娘、星奈だと。
「先輩?何を驚いたのですか?」
「え?あ、その」
時雨が慌てると、星奈は頷いた。
「あ〜、わかった。浜ちゃん、ちょっと外で待ってて。時雨とお話があるから」
星奈は時雨だけ部屋に入れた。
「さて時雨。ただいま、というべきかしら?」
「提督?・・・・僕の知ってる提督なの?」
「そう。アバターが消えかけて代わりを探していたら、星奈のデータを見つけたわけ。元々私から生まれた肉体だから相性も良いみたいでね。口調なんかは少し影響受けて変わってるけど、私は私、貴女の知ってる提督よ」
「そうか。消えてなくて良かった」
時雨が言うと、提督は時雨を抱き締めた。
「言ったでしょ?戻るって」
時雨の顔が胸に埋まる。
(むごっ、すごい、フカフカだ。でも)
時雨は思わず言った。
「提督の中身はアラサーのおっさんなんでしょ?」
「それは、言わないで」
イイネ!
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